原位置試験
土木現場では一般的に直接基礎設置面での支持力の確認のための平板載荷試験や、盛土の施工監理のための現場密度試験(締固め試験を行わずに締固め度を推定する)が行われます。
当社では迅速な現場対応と正確な計測・解析を行っております。
ダムや重要構造物基礎のブロックせん断試験、一面せん断試験、クリープ試験、拘束せん断試験などがあります。
平板載荷試験
地盤の平板載荷試験は、地盤の支持力特性を把握することを目的として行います。
1:載荷装置
載荷装置は載荷板・ジャッキ・支柱・載荷ばり及び反力装置から構成されている。
それぞれの使用機器を下記に示す。
載荷板 | 直径30cmの円形で厚さ25mmの鋼製板 |
---|---|
ジャッキ | 能力200.0kN (20.0tf)の分離式オイルジャッキ |
支柱 | 鋼製の円柱状のサポート及び球座 |
載荷ばり | 荷重物下部の鋼製のはり |
反力装置 | 総重量約120kN(12tf)のバックホーによる実荷重 |
2:計測装置
計測装置は、荷重計・沈下の計測装置及び時計からなる。それぞれの使用計器を下記に示す。
荷重計 | 能力50kN(5tf)のプルービングリング |
---|---|
沈下計測装置 | 載荷板の4点にマグネットスタンドによって設置した変位計(ダイヤルゲージ:精度1/100mm、測長30mm)により鋼製の基準ばりを不動点として計測を行った。 |