環境アセスメント
環境アセスメントは、土地の形状の変更、工作物の新設等の事業を行う事業者がその事業の実施にあたりあらかじめ事業の実施が環境に及ぼす影響について環境要素に係る項目ごとに調査、予測、評価を行い、その事業に係る環境の保全について適正な配慮がなされることを目的としています。
環境アセスメントの内容
環境影響評価に関連した事業の区分は、以下のものが想定されます。
- 環境影響評価法に基づくもの
- 環境影響評価条例に基づくもの
- その他法令に基づくもの
- 法令等に規定はないが、地元との協定等により自主的に実施するもの
上記区分により内容項目は異なりますが、一般的な環境影響評価では、現状調査、予測、評価に基づき環境影響評価方法書や環境影響評価準備書を経て、環境影響評価書を作成し、公告・縦覧する手続きとなっています。
標準的な調査の内容項目は、以下のとおりです。以下のものから、対象事業に応じて必要とされる具体的な項目が選定されていきます。
- 大気環境、水環境、その他の環境、動物、植物、生態系、景観
- 人と自然との触れ合いの場、廃棄物等、温室効果ガス等